NOSAIってなに

ごあいさつ

より身近に、より丁寧に、農家のもとへ

 新年あけましておめでとうございます。
 令和6年の新春を迎え、組合員の皆様にはご健勝でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
 また、農業保険事業の実施にあたり、組合員の皆様をはじめ関係者の皆様にご理解ご協力をいただいておりますことに、厚く御礼申し上げます。
 さて、昨年を振り返りますと、春先の凍霜害により果樹を中心に大きな被害が発生しました。また、夏期の高温障害により水稲などの品質低下も目立ちました。
 被災された皆様には心からお見舞いを申し上げますとともに、共済金、保険金の早期支払いに努めてまいります。また、特に被害が重篤であった農業者の皆様には共済金の仮渡しや、つなぎ融資を行ったところです。
 近年は、温暖化の影響により生育が前進し凍霜害による被害が発生しやすくなっています。また、過去に例を見ない大規模な自然災害の多発に加え、国際情勢の不安定化や円安による肥料、飼料、燃油など生産資材の高騰・高止まりが続き、農業経営を取り巻く状況は厳しさを増しております。
 このような時こそ我々NOSAIが農業者の皆様の安心経営の下支えとなれるよう、役職員一同、農業保険の普及推進に努めてまいります。
 本年は、「食料・農業・農村基本法」見直しの年であります。政府が先に決定した食料・農業・農村政策の新たな展開方向では、経営安定対策の充実として収入保険等で万全に対応していくことが特記され、また家畜診療所における産業動物獣医師の確保等も明記されたところです。
 組合では、引き続きコンプライアンス態勢の強化を図り、組合員の皆様から信頼を得る組織運営を行うとともに、農業者の皆様の基幹的セーフティネットとして、より多くの皆様に収入保険、農業共済にご加入いただき、安心して営農継続いただけるよう取り組んでまいります。
 本年が皆様にとって実り多き年となりますよう、ご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。

令和6年1月

組合長理事
長野県農業共済組合
組合長理事 羽田健一郎

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